2013年03月18日

三々(さんさん)恐怖症と対策 その1

こんにちは!igoxです。

ある程度上達しない限り、3・3には神経を使うものです。
碁会所で他人の碁を見ていると。。。
「上手が下手の弱い心を利用し、手のないところでも3・3へ入ります。下手は妥協して小さく活かせます。」
よく見かける光景ですよね?

以下のように最小限で小さく活かせても、その出入りの差はなんと!16目もあるのです。
9_ex1.png
元々、△の所は黒地のはずですが、14個の△+白地2目で16目の差です。
でも、実戦ではもっと大きく活かすのと寄せなどもあり、20目以上の出入りが発生します。
勝ちが見えていたのに、見ていて気の毒です。。。

なので本日は実戦で役に立つ三々の攻防に関して調べたいと思います。

以下の図は、よく見る光景です。
60目ほどの黒模様に白が三々に入ってきて、黒が△とおさえた場面です。
9_ex6.png

このおさえたに対して、白4とカケついだ時にアテてコウにはじくのはよく見る手順です。
9_ex3.png
ただし、この手順は周りの黒が厚くない時です。

更に、
コウに負けると地が破れそうだから、黒1と繋いだら、以下のような手順で白が生きます。→色々手順がありそうだけど。。。
ここで、黒は白を小さく活かして先手をとったのでと満足していませんか?
しかし、これだけでも出入り20目です。
しかも、白は安全に小さく生きただけですし。。。
9_ex15.png
この光景は馴染みのある日常的な光景であることは間違いありませんが、この場合、本当はこうなるべきではないのです。

周りの黒が厚いので、白がカケついだ所で、黒△と眼を奪います。
9_ex13.png

白1の出に対しては黒2とひきます。決して黒Bとおさえてはいけません。
黒Bには白A,黒2で白に生きられてしまいます。
9_ex5.png
この進行は白苦しいです。。。。

しかし、白にも粘る手が用意されております。
白1と黒2を交換した後、黙って除いたところを△につなぎます。
9_ex9.png
ここでも、黒はAに打てば白はきれいに死にますが。。。

ほとんどの方は以下のようにあててしまうのです。。。
9_ex10.png

それからの手順は以下の通り。。。
9_ex14.png
結局、コウになりました。
手順中、黒は抜き返すことができるので黒に有利なコウですが、
下手は心理的に早くコウを解消したいので、上手はそれを上手に利用してどこかで得をするでしょう。


結論的に、
黒の外側が厚い場合、
白三々に対して黒オサエでも、正確に打てば、白に生きはない。
ただし、色々と間違いやすいので上手にチャンス――意欲――を与えてしまうのが残念な所です。
(今回紹介した白のカケツギ以外にもコスム手に対しても間違いやすい。)


次回はもう少し分かりやすい受け方に関して話したいと思います。
そして、厚みの中で生きることがどんなに難しいことであるのかを話したいと思います。

ちなみに白△コスミに対しては、黒A一手で生きはありません。
9_ex16.png






ラベル:実戦 囲碁
posted by igox at 15:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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