2013年03月19日

三々(さんさん)恐怖症と対策 その3

こんにちは、igoxです。

前回の三々(さんさん)恐怖症と対策 その2に続いて、

今度はケイマをした方から受ける手を見てみましょう。
この手の特徴は手厚いのが特徴です。
12_ex1.png

この場面で、
黒の注文は、白のノビを待って、黒△カドに打つということです。
12_ex2.png

さすがに黒の厚いところでは白も窮屈なので、
白1とコスミを打ちます。
そこで、重要なのが黒△。全図の黒△と比較してみてください。同じところです。
12_ex3.png
周りの黒が厚くない場合は、ハネ出しがあって打ちづらいのですが、この場合は大丈夫でしょう。

続いて、白が中で生きるには白1のハネしかありませんが、そこで黒は受けずに急所を覗きます。
12_ex5.png

白1とつぐのは中で2眼はできません。
12_ex7.png
ハネ出して外へ進出してもうまく行きそうにないです。
しかも、Aの短点があって、手順中黒12でAに切ってスミをとっても良さそうです。

つがずに出て行く手も中で生きる手はなさそう。
12_ex6.png

では、白1とはねてカケつぐ手はどうでしょうか?
三々(さんさん)恐怖症と対策 その1の5番目の図と比べて黒△が見事に傷を守っているので、生きる味も何もなさそうです。
12_ex8.png


しかし、
この場合、白としては、白1とケイマですべる手が粘りがあります。
12_ex14.png
△の方に効きがあれば、うるさくなりそうです。この場合はイキはなさそうですが、左側に白がある場合などはこのやり方は適切でないかも知れません。
手順中、黒6,8は眼を奪う手で、保留しておくと白に余裕ができます。→こういう場合は直ぐに効かさないと上手に怒られます。

話をもどして、
ここで、注目して欲しいのは、
白1は、2番目と3番目の図の黒△と同じ所だということです。
「敵の急所は我が急所」です。

従って、以下のように黙って黒△に打つ手が好手になります。
この手は、白のコスミつけ、ノビに対して急所にきているのです。
上辺の左側が薄い場合は特にオススメです。
12_ex10.png

では、次回はこのケイマで受けた場合について述べて行きたいと思います。


posted by igox at 23:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三々(さんさん)恐怖症と対策 その2

こんにちは、igoxです。
三々(さんさん)恐怖症と対策 その1の続きです。

周りの黒が厚い場合は、以下のような露骨な手も有効です。
如何にも筋の悪そうな手ですが。。。
11_ex1.png
この手の意味は、黒は裂かれ形になっても構いませんよと言っているような手で、隅には一眼も作らせないよという手です。

まず、白1の出に対して、黒2と抑える手ではきれいに白を仕留めることは難しいです。
以下の手順が白としても粘りのある形です。
11_ex2.png

ここの死活は、シンプルに黒1のハネからで、以下の手順であれば白は死んでいます。
11_ex10.png
ちなみに、黒1、黒3は覚えておきたい手順で、黒5が形の急所。

なので、白は黒3の時に以下の手順で白1に打ちます。
11_ex3.png
するとナカデで部分的には死んでいます。

しかし、味が悪くてすぐにでも手になりそうです。
たとえば、以下の手順。
11_ex4.png
白は切って、黒が仮に繋いだら、AとBが見合いです。


黒は白の出に対して、抑える手は返って味が悪くなると覚えておいてください。
なので、白1出に対しては、黒△と伸びるのがコツです。
11_ex5.png
白がAとはねても黒はBと打って良いでしょう。

変化が多いので、ひょっとするとしのぐ筋があるかもしれませんが、白はかなり厳しいです。
11_ex7.png
手順中、覚えてほしいのは、周りの黒が厚い場合、白9に対して相手にしなくても良いのです。
白11とあてられても繋いで何もありません。
こういう場合の要領としては、黒石がつながるように、2眼ができるように手厚く打ちます。
黒は厚いので、相手の眼は俗手っぽく強引に奪っても構いません。
※白5は僕の問題づくりのミスで白はヨセで少し得する手段が残っていました。


ちなみに、厚みというのはすごいものです。
皆さんなら、白番で以下の模様の中で生きることができますか?
もし、生きることができた方がいれば、ぜひ棋譜を見せてください。
11_ex8.png

カドに打たれるだけでも白は相当苦しいです。
11_ex12.png
白Aへとコスんで眼形を作っても黒Bで眼がありません。


次回は、BとCの変化について説明します。
実を言うとBが急所となります。何故、そこが急所であるのかは次回に。。。
9_ex7.png


posted by igox at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

皆さんはちゃんと数えてますか?

こんにちは、igoxです。

皆さんはちゃんと数えながら打ってますか?
大体何目くらいで細かいと感じますか?

僕は二十歳すぎに碁を始めました。
でも、才能がなく、KGSの10〜8Kのレベルで2年も留まっていて、碁会所の誰もが僕には才能がないと思っていたようです。

そのためか、それを補うために目算やヨセは頑張っていて、今思えば、弱い頃から目算は上手だったです。当時は10目前後なら細かいと感じていました。

それから十数年が立ち、今は当時より十数目強くなっています。当時を覚えている方々には奇跡と言われるほどです。まあ、自分がどのようにして強くなったのかは別の機会に話すとして。。。

今は5目前後の差だと少し余裕を感じます。しかし、2目前後の差はどっちが良いのかよく分かりません。やはり2目ほどの誤差があるようです。

半目も正確に分かるプロは本当に凄いです。

ところで、
目算をする理由は何でしょうか?
それは形成判断をするためです。
そして、形成判断をする理由は形成によって打ち方を決めようとする為です。

常に最善の手を打てば良いのでは?と仰るかも知れませんが、人間である以上ヨミには限界があるのです。最後に何箇所かのヨセだけを残しているなら形成判断は要らないです。何故なら最善の手を打てばいいだけのことだからです。

でも、僕が中級者の方々に目算を勧めたいのは別の理由です。ひと段落した後、形成判断をするのは冷静になり、大場や急所などが目に入りやすくなるためです。



posted by igox at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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